Webアンケート(ネットリサーチ)とは?メリット・作り方・ツール比較まで徹底解説
Webアンケート(ネットリサーチ)は、顧客や従業員などを対象に、効率的にデータを収集できる調査手法です。
しかし、「Webアンケートの作り方がわからない」「回答率が上がらない」「どんなアンケートツールを選べばいいのか」と悩む担当者も少なくないでしょう。
そこで本記事では、Webアンケートの基礎知識から、メリット・デメリットと対策、おすすめツールの比較、回答率を上げるコツまで、初めての方でも失敗しないWebアンケートの作り方を、実務にそのまま使える形でわかりやすく解説します。
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Webアンケート(ネットリサーチ)とは?
Webアンケート(ネットリサーチ)とは、インターネットを通じてアンケートを配信し、回答データを収集する調査手法のことです。オンライン調査の一種として広く活用されています。
※「オンラインアンケート」と呼ばれることもあります。
Web上に作成した専用フォームに回答者がアクセスし、PCやスマートフォンから直接回答を入力します。紙のアンケートや対面調査と異なり、時間や場所に制限されずに実施できる点が特徴です。
現在では、専門的な知識がなくても短時間でアンケートを作成できるツールが普及しており、低コストかつスピーディーにデータを集められるようになったことから、マーケティングリサーチや社内調査など幅広い用途で利用されています。
Webアンケートの基本的な進め方を体系的に理解したい方は、以下のマニュアルもあわせてご活用ください。
🔗ネットリサーチの基本マニュアル
Webアンケートの主な活用シーン
Webアンケートは、マーケティングから社内改善まで、さまざまなビジネスシーンで活用されています。
代表的な活用シーンとしては、以下のようなケースが挙げられます。
- 新商品の開発や改善に向けた「消費者ニーズの把握」
- 既存顧客に対する「満足度調査(CS調査)」
- イベント開催後の「参加者アンケート」
また、社外向けの調査だけでなく、従業員満足度を測る「ES調査」や、社内研修後のフィードバック収集など、組織運営の改善を目的とした社内での活用も一般的です。
さらに、Webサイトの改善点を見つけ出す「ユーザービリティ調査」など、デジタル領域での活用も広がっています。
Webアンケートの活用方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
🔗Webアンケートの効果的な活用方法!マーケター必見の時間活用術
Webアンケートの主な役割
Webアンケートの主な役割は、主観や勘に頼らない“客観的なデータを収集”し、意思決定に活かすことです。
具体的には、「市場の実態を把握する」「仮説を検証する」「施策の効果を測定する」など、ビジネスのさまざまな場面で活用されます。
サンプル数が多いほど統計的な信頼性が高まり、ターゲット層の属性や傾向をより正確に把握できます。
このようにして得られた精度の高いデータは、新規事業・商品開発・予算投下など、重要な局面において、社内やステークホルダーを納得させる、ビジネス判断を支える“根拠(エビデンス)”となります。
また、自由記述形式の設問を設けることで、数値だけでは把握しにくい意見や感情も収集できます。こうした定性的な声を拾える点も、Webアンケートの重要な役割のひとつです。
Webアンケート(ネットリサーチ)のメリット
Webアンケートのメリットは、コストの低さ・回収スピードの速さ・設問設計の柔軟性など、紙を使った調査にはない利点が揃っている点です。
従来の紙のアンケートと比較すると、以下のような違いがあります。
ここからは、Webアンケートの主な3つのメリットについて、詳しく解説します。
- 印刷代や郵送費などのコストを削減できる
- 多くの回答をスピーディーに回収・集計できる
- 条件分岐で回答者ごとに適切な設問を表示できる
│印刷代や郵送費などのコストを削減できる
Webアンケートは、紙の調査票を使用する郵送調査や訪問調査と異なり、印刷代・封筒代・郵送費・人件費といった物理的なコストがほとんどかかりません。
特に調査規模が大きくなりサンプル数が増えるほど、1件あたりのコスト削減効果は大きくなります。
また、回収した回答データは自動でデジタル化されるため、入力作業(パンチング)が不要になる点においても、調査コストが削減できます。
│多くの回答をスピーディーに回収・集計できる
Webアンケートは、インターネットを通じて配信されるため、依頼から数時間〜数日という短期間で大量の回答を回収できます。
郵送調査のように返送を待つ必要がなく、回答データはすぐにシステムに蓄積され、調査期間中でも、リアルタイムで回収状況を確認できます。
さらに、多くのアンケートツールには“自動集計機能”が備わっており、回答データは自動で集計・グラフ化されるため、結果の確認や社内共有をスムーズに行えます。
│条件分岐で回答者ごとに適切な設問を表示できる
Webアンケートでは、回答内容に応じて次に表示する質問を変える「条件分岐(ロジック設定)」を簡単に設定できます。
たとえば、「特定の質問に『はい』と答えた人にだけ、さらに詳細の質問を表示する」など、回答者ごとに適した設問を提示できます。
紙のアンケートでは回答者自身が設問を飛ばす必要があり、回答ミスや離脱の原因になりますが、Webならシステムが自動で制御するため、回答負担が軽減され、結果として回答の精度や完了率が高まります。
Webアンケート(ネットリサーチ)を導入するデメリットと対策
Webアンケートは効率的な調査手法ですが、デジタル特有の留意すべき課題もあります。
ここでは導入前に押さえておきたい主なデメリットと、その対策について解説します。
- 回答者の属性がインターネット利用者に偏りやすい
- 重複回答や不正回答を防ぐ対策が必要になる
- セキュリティ対策や個人情報管理が欠かせない
│回答者の属性がインターネット利用者に偏りやすい
Webアンケートはインターネットを利用できる層を対象とするため、回答者の属性が全体から偏りやすくなります。とりわけ、高齢層やデジタル機器に不慣れな層の意見が反映されにくい点には注意が必要です。
対策として、調査対象者に応じて、郵送調査や対面調査などの他の調査手法と併用するのが有効です。
また、ネットリサーチ単体で実施する場合でも、世の中の人口構成比(性別・年代など)に合わせて回収数をあらかじめ固定する「割付回収」や、集計時に統計的な補正をかけたりすることで、偏りを押さえることが可能です。
│重複回答や不正回答を防ぐ対策が必要になる
Webアンケートは対面調査と異なり回答者の顔が見えないため、同一人物による複数回の回答や、謝礼目的の不誠実な回答が発生するリスクがあります。
対策としては、以下のようなツール側の機能と運用面の対策を組み合わせることが有効です。
- 同一端末からの複数回答を制限する機能の活用
- 回答時間が極端に短いデータの除外
- 矛盾した回答を検知するトラップ設問の設置
また、集計前に不正回答や異常値を取り除くデータクリーニングを行うことで、調査結果の信頼性を高めることができます。
│セキュリティ対策や個人情報管理が欠かせない
Webアンケートでは個人情報をオンライン上で扱うため、サイバー攻撃や情報漏洩のリスクへの備えが必要です。
特に、氏名や住所、メールアドレスなどの個人情報を取得する場合、通信の暗号化はもちろん、データの保存先やアクセス権限の管理が重要です。
こうした準備を怠ると、万が一情報の流出が発生した場合、企業の社会的信用を損なう事態になりかねません。だからこそ、ツールを選ぶ段階からセキュリティを意識することが求められます。
ツール選定の際は、主に次の2点を確認しておくと安心です。
まず、Webサイトへの不正アクセスや攻撃を自動で検知・遮断するセキュリティ機能「WAF(Webアプリケーションファイアウォール)」を備えているかどうか。
次に、情報セキュリティ管理の国際規格であるISMS認証や、個人情報の適切な取り扱いを示すプライバシーマークを取得しているベンダーかどうかです。
これらを選定基準にすることで、セキュリティリスクを低減できます。
アンケートのセキュリティ対策については、下記の記事で詳しく解説しています。
🔗アンケートのセキュリティ対策とは?安心安全なネットリサーチ!
Webアンケート(ネットリサーチ)の作り方・実施手順
Webアンケートで精度の高い調査結果を得るためには、目的設定から設問設計、集計・分析まで、正しいステップを踏むことが重要です。
ここでは、基本的な4つのステップに分けて解説します。
1.調査目的と回答者のターゲットを設定する
2.設問・回答形式を設計する
3.ツールでアンケート画面を作成・配信する
4.回答を回収・集計・分析する
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│1.調査目的と回答者のターゲットを設定する
まず「何のために調査を行うのか」「得られた結果をどう活用するのか」という目的を明確にします。
目的が曖昧なままでは、データが集まっても結果を次のアクションに結びつけられず、調査が無駄になるリスクがあります。
あわせて、ターゲットの属性(性別・年齢・居住地・職業・興味関心など)を具体的に設定することで、設問設計や、どんなトーンで回答を依頼すべきかも自然と決まってきます。
なお、調査対象者の絞り込みが必要な場合は、事前にスクリーニング調査を設計することが重要です。
🔗スクリーニング調査とは?本調査との違い・設問設計・失敗しないポイントをわかりやすく解説
│2.設問・回答形式を設計する
調査目的に基づき、具体的な質問項目を設計します。
ここでのポイントは、回答者が迷わないよう「一問一義(一つの設問で聞くことは一つ)」を徹底することです。また、専門用語も避けましょう。
回答形式は、単一選択・複数選択・自由記述形式などから、分析のしやすさを考慮して最適なものを選びます。
さらに、設問の順番も重要です。答えやすい基本属性から始め、徐々に具体的な内容へ移行することで、心理的なハードルを下げ、途中離脱の防止につながります。
│3.ツールでアンケート画面を作成・配信する
設計した内容をもとに、アンケートツール上で実際の画面を作成します。
この際、スマートフォンでの見え方を必ず確認します。PCでは綺麗に見えても、文字サイズや操作性に問題があると、回答率の低下につながる可能性があるからです。
画面が完成したら、関係者でテスト回答を行い、以下をチェックしましょう。
- 条件分岐が正しく作動するか
- 誤字脱字がないか
- 回答の流れに違和感が無いか
問題がなければ、URLの発行やメール配信、Webサイトへの設置を行い、本調査を開始します。
│4.回答を回収・集計・分析する
調査開始後は、回答数や進捗状況を定期的に確認します。
目標数に達していない場合は、リマインド配信などを検討しましょう。
回収完了後は、まずデータのクリーニング(不正回答の除外)を行い、そのうえで、単純集計や、クロス集計を実施し、分析をします。
得られた数値からデータをまとめ、調査目的に対する結論をまとめることで、次のアクションにつなげましょう。
なお、アンケート結果の分析方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
🔗アンケート調査の分析方法|集計から代表的な分析手法まで徹底解説
Webアンケート(ネットリサーチ)ツールの比較ポイント
Webアンケートツールは多数存在するため、価格や企業の認知度だけで目的に合わないツールを選ぶと、「必要な分析ができない」「回答が集まらない」といった失敗を招きます。
以下5つの視点で、自社に最適なツールを見極めましょう。
- 調査目的に見合う設問数や条件分岐設定の自由度
- 配信対象の柔軟性(自社リスト/パネル)
- 操作性(専門知識がなくても直感的に使えるか)
- リアルタイム集計やクロス集計などデータ活用の利便性
- セキュリティとコストのバランス
│調査目的に見合う設問数や条件分岐設定の自由度
ツールによって、1つのアンケートに設置できる設問数や、条件分岐の設定数には制限があります。
想定している調査規模や設問の複雑さに対応できるかを、事前に確認しておくことが重要です。
また、回答に応じて次の質問を出しわける条件分岐や、ランダムに選択肢を表示させる順序制御などの機能は、プランによっては利用できない場合もあります。
必要な機能が使えるプランが、予算の範囲内に収まるかどうかも、併せて確認しておくとよいでしょう。
│配信対象の柔軟性(自社リスト/パネル)
「誰にアンケートを配信するか」によって、必要な機能は異なり、選ぶべきツールは変わります。
既存顧客への調査の場合は、ツール内からそのままメールを一斉送信できたり、未回答者へのリマインドを自動化できたりするなど、メール配信機能が充実しているツールが適しています。
自社でリストを持っていない場合や、新たな層の意見を広く収集したい場合は、ツール会社が保有する調査パネルを活用できることが重要です。
なお、モニターの規模(登録人数)や属性の細かさ(年代・地域・職業など)も、比較時に確認しておくべきポイントです。
「自社でリストを持っていない場合でも、すぐに調査を実施したい」という方には、セルフ型のアンケートツールの活用が有効です。
例として「Freeasy」は、1,300万人以上のモニターに配信でき、属性を細かく指定した調査が可能です。
🔗Freeasy(フリージー)とは?を読む
│操作性(専門知識がなくても直感的に使えるか)
専門知識が無くても、誰でも迷わず使えるノーコードのツールを選ぶことは、スムーズな運用につながります。
たとえば、ドラッグ&ドロップで設問を並び替えられたり、デザインテンプレートが用意されていれば、アンケート作成の手間を減らせます。
また、プレビュー機能の充実度も確認しておきましょう。本番配信前にスマートフォンでの表示崩れや設問の誤りを確認できるため、配信後のトラブル防止につながります。
│リアルタイム集計やクロス集計などデータ活用の利便性
アンケートは実施して終わりではなく、データを活用することが重要です。
たとえば、単純な集計結果がリアルタイムで確認できるか、性別や年齢などの属性別にデータを切りわける「クロス集計」がツール内で完結できるか、などを確認しましょう。
より高度な分析が必要な場合は、回答データをCSV形式などで書き出して外部の統計ソフトや分析ツールに取り込めるかどうかもポイントです。
│セキュリティとコストのバランス
個人情報や機密データを扱うため、セキュリティ対策は欠かせません。
通信の暗号化(SSL)やプライバシーマーク・ISMSといったセキュリティ認証を取得しているかどうかも、ツール選定の重要な判断基準になります。
その上で、コスト面では、月額固定制・従量課金制・年契約など、自社の利用頻度に合った料金体系を選びましょう。
Webアンケート(ネットリサーチ)ツールのおすすめ7選
Webアンケートツールは、それぞれ機能や価格、対象ユーザーが大きく異なります。
ここでは、用途や目的別に選びやすいおすすめWebアンケートツールを7つ厳選して紹介します。
- Freeasy|500円から始められる1,300万人超のモニターを持つセルフ型ツール
- Google フォーム|無料で手軽に始めたい場合の定番ツール
- Microsoft Forms|Microsoft 365環境で使いたい場合の選択肢
- SurveyMonkey|豊富なテンプレートと本格的な分析機能が必要なら
- Questant|マクロミルのパネル網を活用した本格ネットリサーチ
- Creative Survey|CRMと連携してアンケートと顧客管理を一元化
- formrun|ノーコードでデザイン性の高いフォームを手軽に作れるツール
ツール選びで迷う場合は、「どの程度の規模・精度の調査を行うか」によって選択肢が変わります。
より詳しくツールの料金や機能を比較したい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
🔗アンケートツールの料金・機能を詳しく比較する
また、調査会社に依頼する場合の比較ポイントについては、以下の記事で解説しています。
🔗ネットリサーチ会社8社の料金・特徴を比較する
│Freeasy|500円から始められる1,300万人超のモニターを持つセルフ型ツール
Freeasyは、業界最安値水準の「1問1回答10円〜」という料金体系が最大の特徴で、最低500円から調査を始められます。
24時間365日、全国1,300万人以上のモニターへアンケートを配信でき、最短当日で回答結果を確認できるスピード感も魅力です。
直感的な操作画面で、リサーチ初心者でも手軽に本格的な市場調査ができるため、新商品のコンセプト調査や販促企画の裏付けなど、ビジネス現場の迅速な意思決定をサポートします。
│Google フォーム|無料で手軽に始めたい場合の定番ツール
Googleフォームは、Googleアカウントがあれば誰でも無料で利用でき、設問数や回答数に制限がないのが強みです。
操作がシンプルで、リアルタイムにGoogle スプレッドシートへ回答を自動集計できるため、社内アンケートやイベントの申し込みフォーム、簡易的な顧客満足度調査などにも向いています。
特別なデザイン性や高度な分析機能を重視せず、まずはコストをかけず、手軽にWebアンケートをとりたいケースに選ばれているツールです。
│Microsoft Forms|Microsoft 365環境で使いたい場合の選択肢
Microsoft Formsは、Microsoft 365を導入している企業であれば、追加費用なしで利用できるビジネス向けツールです。
Excelとの連携がスムーズで、回答データをExcelへ出力して分析を行えます。
Microsoft環境を活かし、TeamsやSharePointと連携することも可能です。
│SurveyMonkey|豊富なテンプレートと本格的な分析機能が必要なら
SurveyMonkeyは、世界的に高いシェアを誇るプラットフォームで、400種類以上のテンプレートを活用すれば、調査経験がなくても適切な設問設計ができます。
AIによる改善アドバイス機能も備わっており、手軽に精度の高い調査が可能です。
多言語対応や高度な分析機能など、グローバル展開する企業・学術調査・複雑な人事評価など、より専門的で精緻なデータ分析を求めるシーンで効果を発揮します。
│Questant|マクロミルのパネル網を活用した本格ネットリサーチ
Questantは、国内ネットリサーチ最大手のマクロミルが開発したセルフアンケートツールです。
無料プランから利用でき、豊富な調査実績をもとに設計された70種類以上のテンプレートと100種類以上の質問データベースが充実しています。
調査規模を広げたい場合には、マクロミルが保有する日本最大級・約2,500万人の消費者パネルへの配信に切り替えることも可能です。セルフ型で手軽に始めつつ、必要に応じて本格的な市場調査へステップアップできる柔軟さが強みです。
│Creative Survey|CRMと連携してアンケートと顧客管理を一元化
Creative Surveyは、高いデザイン性とカスタマイズ性を備え、自社のロゴやブランドカラーに合わせたデザインのアンケートが作成可能です。
Salesforceなどの外部ツールとも連携でき、回答データを顧客情報と紐づけて管理できます。
顧客体験の改善やロイヤリティ向上を目的とした調査に適しており、集めたデータをその後の営業活動やCS活動に活用したい企業に向いています。
│formrun|ノーコードでデザイン性の高いフォームを手軽に作れるツール
formrunは、専門知識がなくてもノーコードで、デザイン性の高いフォームを最短30秒で作成できるのが強みのツールです。
回答をステータス別に整理し、チームで確認できるため、対応の重複や抜け漏れも防ぎやすくなっています。
資料請求やセミナー申し込みなど、回答後の即時フォローアップが求められる場面で使い勝手の良いツールです。
Webアンケート(ネットリサーチ)の回答率を上げるコツ
Webアンケートの回答率を高めるには、回答者の負担を最小限に抑え、心理的なハードルを下げる工夫が欠かせません。
ここでは、回答率を上げるために押さえておきたい4つのポイントを解説します。
- 設問数を絞って回答時間を短くする
- スマートフォンでも回答しやすい設計にする
- クーポンやポイントなどの謝礼を用意する
- 依頼文で回答のメリットや匿名性を明確に伝える
│設問数を絞って回答時間を短くする
回答率が下がる大きな要因は「設問の多さ」です。
質問数が多いほど回答者の負担は増え、途中離脱や適当な回答が増えてしまいます。
設計の段階で「その質問は必要なのか」を考慮し、できる限り短い時間で回答できるよう設問数を絞り込みましょう。
目安として、アンケート全体で3〜5分程度で完了するボリュームに収めるのが理想です。
また、アンケートの冒頭に「所要時間は約3分です」と明記したり、回答の進捗状況を示す「プログレスバー」を表示させたりすることで、回答者の不安やストレスを軽減し、最後まで回答してもらえる確率を高められます。
│スマートフォンでも回答しやすい設計にする
現在はスマートフォンから回答するユーザーが多いため、スマートフォンでも回答しやすい設計を意識することが欠かせません。
PC向けの表示をそのまま流用すると、スマートフォンでは文字が小さすぎたり、選択肢が画面からはみ出したりして回答しづらくなるため注意が必要です。
また、自由記述欄が多すぎると入力の手間から離脱を招くため、選択肢を主体にした、タップ操作だけで回答できる設問にする「モバイルフレンドリー」な画面作りも大切です。
│クーポンやポイントなどの謝礼を用意する
回答に対するインセンティブの有無は、回答率を大きく左右します。
電子ギフト券、複数の店舗やサービスで使える共通ポイント、自社ECサイトで使えるクーポンなど、ターゲットにとって魅力的な謝礼を用意することで、回答の動機づけが強まります。
特に、設問数が多い場合や対象者が限定される調査では、謝礼の有無が回答率を左右します。
ただし、謝礼目的の不誠実な回答を誘発するリスクもあるため、不正回答への対策とセットで運用するといいでしょう。
│依頼文で回答のメリットや匿名性を明確に伝える
依頼メールやアンケート画面の導入文は、回答者が「協力するかどうか」を決める重要な判断要素です。
「皆様の声を新商品の改善に活かします」といった回答の意義やメリットをはじめに誠実に伝えることで、協力意欲を高められます。
また、個人情報の取り扱いや匿名性の保証についても明確に記載しましょう。「回答内容は個人が特定されない形で管理・利用されます」といった一文があるだけで、回答者の心理的ハードルを下げることができます。
Webアンケート(ネットリサーチ)に関するよくある質問(FAQ)
最後に、Webアンケート(ネットリサーチ)に関するよくある質問を4つに分けて解説します。実務で迷いやすいポイントを中心にまとめているので、導入や運用時の参考にしてください。
- Q:無料ツールと有料ツールの違いは何ですか?
- Q:郵送調査や電話調査と比べて、結果にどのような差が出ますか?
- Q:Webアンケートの調査費用の目安はどのくらいですか?
- Q:Webアンケートの平均的な回収率はどのくらいですか?
│Q.無料ツールと有料ツールの違いは何ですか?
無料のアンケートツールと有料のアンケートツールの主な違いは、「高度な分析機能・パネル(モニター)提供・セキュリティやサポート体制」の有無です。
無料ツールは、簡易的なアンケート作成や社内調査など、小規模な用途に適しています。
一方、有料ツールでは、クロス集計や回答データのCSVダウンロードといった分析機能、ロゴの非表示、高度な条件分岐に加え、調査会社が保有するパネル(モニター)を利用できるケースが多く、自社でリストを持っていない場合でも、幅広い層への調査が可能です。
また、サポート体制やセキュリティ対策も充実しているため、ビジネス利用で有料ツールが選ばれる傾向があります。
│Q.郵送調査や電話調査と比べて、結果にどのような差が出ますか?
Webアンケートの特長として、若年層〜現役世代の回答を集めやすく、スピードとコストに優れている点がありますが、逆にネットを利用しない世代の意見が反映されにくい「サンプリング・バイアス」が生じやすい側面があります。一方、郵送調査や電話調査はWebアンケートが届きにくい高齢層からも回答を得やすい傾向にあります。
また、Webアンケートでは画像や動画を見せた直後の反応をその場で測定できますが、紙や電話ではこうしたリアルタイムの反応測定は難しくなります。
調査目的とターゲットの属性に応じて、これらの手法を使いわける、あるいは併用するのが良いでしょう。
│Q.Webアンケートの調査費用の目安はどのくらいですか?
Webアンケートの費用は、「設問数」「サンプル数」「調査方法」によって変動します。
調査会社のパネル(モニター)を利用する場合は「設問数×サンプル数」で料金が決まる従量課金制が多く、数千円から数万円程度の小規模調査から、大規模調査では数十万円以上になるケースもあります。
一方、セルフ型ツールを利用する場合、設問設計や配信、回収を自社で行うことでコストを抑えることができます。たとえばFreeasyのようなツールであれば、小規模な調査でも低コストで実施可能です。
調査の目的や、自社でどこまで作業を行うかによって費用感は大きく異なるため、まずは「どの程度の規模・精度の調査が必要か」を整理したうえで、適した方法を選ぶことが重要です。
│Webアンケートの平均的な回収率はどのくらいですか?
Webアンケートの回収率は、配信対象との関係性によって大きく変動します。
自社サービスの登録ユーザーへのアンケートであれば“10〜30%程度”、社内アンケートなら“50%以上”を目指せる場合もありますが、自社との接点がない不特定多数への配信では“1%”を割ることも珍しくありません。
まとめ
Webアンケート(ネットリサーチ)は、紙を使った調査と比べて、コストを抑えながら、短期間で大量のデータを収集できる手法です。
成果を出すためには、明確な調査目的の設定や、回答者の負担を抑えた設問設計、自社の用途に合ったツール選定が必要です。
自社でリストを持っておらず、一般消費者の声をスピーディーに集めたいといったケースでは、セルフ型アンケートツール「Freeasy(フリージー)」は検討しやすい選択肢の1つです。
1,300万人以上のモニターに向けて、1問1回答10円〜という低コストで本格的な市場調査を始められます。まずは無料登録から、その操作性やスピード感を実際にご確認ください。
\ネットリサーチの実施を検討中の方へ/
Freeasyの調査サービスや活用事例をまとめた資料をご用意しています。





