catch-img

アンケートの作り方|4つのコツと質問例(テンプレート)を大公開

>>無料ダウンロード【お役立ち資料】調査票の作り方 基本マニュアル

この記事を読んで得られること

・正しいアンケート作成のコツがわかる
・調査票作成で重要なことや注意点などのノウハウがわかる
・調査目的別のアンケート例文がダウンロードできる


目次[非表示]

  1. この記事を読んで得られること
  2. はじめに
  3. アンケート作成のコツ①『目的と仮説』
  4. アンケート作成のコツ②『構成の考え方』
  5. アンケート作成のコツ③『バイアス(偏り)』
  6. アンケート作成のコツ④『回答の流れと回答者負荷を考える』
  7. すぐ使える!アンケート質問例(無料テンプレート)
  8. マニュアルの無料ダウンロード
  9. おわりに

はじめに

正しいアンケート調査を行うには、調査票の作成が非常に重要となります。

アンケート調査やネットリサーチで良く耳にする「調査票」という言葉。比較的なじみのある言葉ではありますが、本当の意味を知らない方は意外と多いのではないでしょうか。

ここでは、アンケートの最適な質問数や回答者に負担をかけない方法など、調査票作成のポイントを丁寧に解説します。

\今すぐ資料を見たい/

アンケート作成のコツ①『目的と仮説』

最初に、アンケートを行う「目的」を再度整理しておきましょう。

課題
対象(誰に対して調査するか)
仮説【疑問などでも可能】)
利用目的(結果をどう活用するか)

アンケート調査では、「①誰に」「②何を聞くか」の言葉通りに、下記で構成されることが基本です。

■「①誰に性別、年齢、職業、家族構成、その他条件などの“属性を確認するパート(スクリーニングなど)”

■「②何を聞くか」:明らかにしたい内容を聞く“検証パート(主に本調査)”

その上での基礎知識を、次から解説していきます。

基礎知識「聞き方の種類ーアンケート質問の種類」

大きくは、下記2つで構成されます。

●こちらが準備した内容を回答してもらう

シングルアンサー(SA):ひとつだけ選択してもらう
マルチアンサー(MA):複数選択してもらう

●回答者に自由に回答してもらう

自由回答:フリーアンサー(FA)、オープンアンサー(OA)などとも呼ばれる

●マトリクス設問

構成するにあたり、マトリクス設問を使うケースも非常に多いです(下記画像参照:マトリクス設問のサンプル)。

●応用した形

応用した形も参考までに紹介します。

・マルチアンサーで選択できる数に制限をかけておこなう手法(2つまで、3つまで…)
・マトリクスでMAとSAを混在させておこなう手法

基礎知識「聞き方の種類ーアンケート項目の種類」

アンケート項目には、下記のような種類があります。

名義尺度:他と分類するために区別するもの(男性・女性、血液型 など)

順序尺度:順序に意味を持っているもの(好き・やや好き・ふつう・やや嫌い・嫌い など)

間隔尺度:目盛など等間隔になっているもの(温度、ビルの回数表示 など)

比例尺度:原点が決められていて、間隔などに意味を持つもの(売上金額、身長 など)

ここのポイントは、項目の並び順に意味があるものなど、アンケートを作る際に留意が必要であることを認識することです。

順序尺度などは、5段階評価等で使われますが、項目同士の間隔も等間隔にする必要があります

例えば、

・とても好き
・やや好き
・どちらともいえない
・やや嫌い
・とても嫌い

以上の5つは、ほぼ等間隔の項目と言えます。

・とても好き
・まあ好き
・どちらともいえない
・嫌い
・断然嫌い

以上の5つのように、言葉が持つ尺度の等間隔が疑われるときは、精緻ではないと思いましょう。

また、場合によっては回答者の認識に委ねるしかないため、結果自体にも大きな影響を与えてしまいます。

\今すぐ資料を見たい/

アンケート作成のコツ②『構成の考え方』

「大分類」「中分類」「小分類」の3つの分類に分けて考えましょう。

このように整理すると、「どのような内容が、行おうとしているアンケートに必要か」を整理することができます。
この後、具体的な設問として作成を進めていくと効率が良いです。

アンケート作成のコツ③『バイアス(偏り)』

下記のような内容には、注意が必要です。各注意点ごとに例を記載します(解決方法は様々ありますが、一例として挙げます)。

回答を誘導するような項目内容・質問内容にしない

回答者の感情を変化させるような設問にしない(プライバシーを傷つけるような質問

例は、表現上、割愛させていただきます。

プライバシーを傷つけるような質問:参考までに、調査上好ましくない内容を記載します・・・夫婦関係、身体的内容、資産、信条関係 など

本人の認識任せになってしまうような、曖昧な質問内容にしない

論点が複数含まれる質問内容にしない


\今すぐ資料を見たい/

アンケート作成のコツ④『回答の流れと回答者負荷を考える』

回答の流れは、正しい回答を導かせるために重要

大項目・中項目・小項目について前述しましたが、テーマごとに設問が続く形にして回答しやすくする必要があります。

回答者負荷を考える

アンケートの多くは記憶をさかのぼり回答するケースが多くあります。例えば、試食した直後にアンケートを行ってもらう場合はほぼ問題ないですが、1ヶ月前の細かいことを思い出す場合は少しハードルが高いです。

「あのお店がすごく良かったのは記憶にあるけど、どんな点が良かったのか思い出せない」といった詳細まで思い出せないことが多くあります。

「助成・非助成」といった言葉がありますが、お店の外観画像を表示させたり、アンケートを通じて記憶に刺激を少しずつ与えて詳細を少しでも思い出させる方法もあります。

さらに、ブランド名を出す・思い出さないなども、目的を達成するためには重要なポイントとなることもあります。よくあるケースとして、アンケート前半はブランド名を伏せて、アンケート後半でブランド名を出す調査があります。

回答者負荷は、回答精度に影響してきますので、十分留意したい点です

特にアンケートを作成する中で、「あれも聞きたい・これも聞きたい」と、ボリュームが多くなってしまうことが多くなります。聞きたいことを聞くということは、こちら側からすると重要なことですが、回答者的には回答することに対して疲れが出てきます。

アンケート作成時・最終的にテスト回答する時の注意点

下記の点に注意しましょう。

●設問文がわかりやすいか(専門用語など使っていないか)

設問文がわかりにくいと、要点のみ抑えて、しっかり読まなくなる可能性があります。

よくあるケースでは、専門用語が多用されていて、誤った解釈での回答に加え、回答ストレスも高まりますので、十分な配慮が必要です。

●マルチアンサーの項目数

項目数は、10項目くらいまでが回答しやすく、15項目以上になると回答ストレスが増していきます。2問に分けて実施するなどを検討しましょう。

●全体の設問数

設問数は、15問をこえてくると、回答しやすいアンケートでも疲れがでてきます
必要な設問かどうか、2回に分けるかなどの検討をする必要があります。

ほかにも、
動画などを呈示する際は、その秒数(TVCMでは、15秒・30秒を推奨)
マトリックスなどの複雑な設問が多くないか
といった点に注意しましょう。

\今すぐ資料を見たい/

すぐ使える!アンケート質問例(無料テンプレート)

比較的よく使われるアンケート調査の目的別の例文をご紹介します。どれも必ず知っておきたい基本的な調査票ばかりです。見本としてご利用ください。

●調査票の例1.「広告効果測定」

●調査票の例2.「ランキング」

●調査票の例3.「ブランド認知、イメージ」

●調査票の例4.「商品コンセプト、価格」

●調査票の例5.「ネーミング案、ABテスト」

●調査票の例6.「パッケージ」

マニュアルの無料ダウンロード

本記事で解説した内容のまとめと、関連するよくある質問(Q&A)を記載したお役立ち資料「調査票の作り方マニュアル」は、下記よりダウンロードすることができます(無料)。

おわりに

アンケートの作成方法について説明してきましたが、いかがでしたか?調査票の作成は一見難しそうに見えますが、ポイントさえ押さえれば誰でも簡単にマスターできます。基本を忘れそうになったときは、ぜひまたこの記事を見返してください。

もっと簡単で、
もっと自由なアンケートを作ろう

「500円」から始められる

セルフ型アンケートツール「Freeasy」

初心者の方には、分かりやすく! 
経験者の方には、高機能でもっと低コスト且つスピーディーに!
500円から始められる自由で簡単なセルフ型アンケートツール「Freeasy」を
さっそく始めてみませんか?

記事ランキング

ページトップへ