Webアンケートの活用方法|マーケターが成果を出すための使い方と戦略

インターネット上で回答するアンケートを「Webアンケート」と呼びます。
アンケートと聞くと紙で記入するイメージを持つ方も多いかもしれませんが、近年ではWebアンケートが主流となり、ビジネスのさまざまな場面で活用されています。

特に、限られた時間の中で多くの意思決定を求められるマーケターにとって、Webアンケートは「効率よく正確な情報を得るための重要な手段」といえます。

本記事では、Webアンケートの基本を踏まえつつ、マーケターが成果を出すための具体的な活用方法について解説します。

※アンケートの作り方や設計方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
🔗Webアンケート(ネットリサーチ)とは?メリット・作り方・ツール比較まで徹底解説

マーケターの課題と時間不足の現状

マーケター」という職種は華やかなイメージがあり、人気の高い仕事のひとつです。自分が携わった商品が売れたり、サービスが話題になる喜びを味わえることは、とても大きな魅力でしょう。

しかしその一方で、商品やサービスの成否はマーケターの手腕にかかっていると言っても過言ではなく、非常に責任の重いポジションでもあります。

そのプレッシャーを抱えながら、マーケターの業務は多岐にわたり、常に時間との戦いを強いられています。

マーケターの最大の使命は“市場の創造”です。そのために、市場のニーズを把握し、ターゲット層の嗜好を収集・分析する「市場・ターゲット調査」、その結果をもとに行う「商品の企画・設計・コンセプト設定」、さらに販促方法を検討する「プロモーション戦略」など、膨大な業務をこなさなければなりません。

加えて、これらの業務を遂行するためには幅広い知識が求められます。たとえば、SNS運用やSEO対策などのWebマーケティング知識も不可欠です。

マーケターに必要なリサーチ力とWebアンケートの役割

マーケターの最大の使命である「市場の創造」を実現するために欠かせないのが、リサーチ力(情報収集能力)です。

市場のニーズやターゲットの嗜好を正しく把握し、それをもとに仮説を立て、意思決定につなげることが求められます。

しかし、忙しいマーケターがこの工程に多くの時間を割くことは現実的ではありません。そこで有効なのが、Webアンケートです。

Webアンケートを活用することで、短期間かつ低コストで定量データを収集できるため、仮説検証のスピードと精度を大きく向上させることができます。

Webアンケートのメリットとデメリット

Webアンケートは、多くのメリットを持つ一方で、特性を理解せずに活用すると、期待した成果が得られない場合もあります。

たとえば、「回答しやすさ」や「スピード」といった利点は、設問設計や配信方法によって大きく左右されます。適切に設計されていないアンケートでは、回答率が低下したり、正確なデータが得られなかったりする可能性があります。

そのため、単にツールを使うだけではなく、メリットとデメリットを踏まえた上で、調査の目的や対象に応じて適切に活用することが重要です。

ここではまず、Webアンケートの代表的なメリットとデメリットを整理していきましょう。

│Webアンケートのメリット|時短・コスト最適化・安全性

・時短化

「アンケート用紙」ではなく「Webでアンケートを実施する」と、アンケートを作成してから結果を回収するまでの時間がとてもスピーディーになります。

データで作成するため、作成時に修正が発生してもすぐに対応でき、アンケート回収後の集計作業や分析にも、すぐに取り掛かることができます。

・コストの最適化

アンケートの実施には様々なコストがかかります。紙で実施する場合、アンケート用紙の印刷代は対象者が増えるほどかさみ、配布(郵送)代・回答後の返送代もかかります。

それに比べてWebアンケートは、オンライン上でアンケートを実施し、対象者の人数が増えてもそれほど影響はありません。

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・安全性が高い

アンケート用紙は紛失する恐れがありますが、インターネットを介して回収するWebアンケートには、紛失するリスクがありません。

また、データ通信が暗号化され、セキュリティ効果が高まる(SSL対応)を用いることも可能ですので、通信の面でも安全性があります。

│Webアンケートの注意点とデメリット

良いところばかりのように思えるWebアンケートですが、デメリットもあります。
それは、『ネット環境が整っている人しか対象にすることができない』ということです。

パソコンやスマートフォンに不慣れなご高齢者の方や、インターネットに抵抗がある方には、アンケートに答えてもらうことが難しいため、対象者が偏ってしまう場合もあります。

マーケターのためのWebアンケート活用フレーム(使い方の全体像)

Webアンケートは、単なる意見収集ではなく、マーケティング施策の意思決定を支える重要なツールです。

効果的に活用するためには、以下の4つの目的に分けて考えるのが有効です。

①仮説検証(ニーズ・コンセプト)

商品企画やサービス改善において、ターゲットのニーズや課題を把握するために活用します。

②施策判断(ABテスト・広告検証)

複数案の比較や訴求軸の検証を行い、最適な施策を選択するために活用します。

③改善(CS・UX調査)

顧客満足度や利用体験を可視化し、改善施策に活かします。

④情報発信(PR・コンテンツ)

調査データをコンテンツやプレスリリースに活用し、説得力のある情報発信につなげます。


このように目的ごとに使い分けることで、アンケートの価値を最大化できます。

それぞれの活用方法を実践する際には、設問の作り方やアンケート設計が重要になります。
具体的な作成方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
🔗Webアンケート(ネットリサーチ)とは?作り方・メリット・回答率を上げるコツまで解説

Webアンケートのおすすめ活用シーン

Webアンケートは、さまざまなビジネスシーンで活用できますが、マーケティングにおいては「目的」を明確にした上で使うことが重要です。

ここでは、代表的な活用シーンと、それぞれの目的をセットで紹介します。

│展示会(リードの質を判断するため)

展示会に訪れる人の多くは複数のブースを短時間で回るため、1つのブースに留まる時間は非常に限られています。

その中でアンケートに回答してもらうためには、「短時間で回答できる工夫」が必要です。Webアンケートを活用すれば、タブレットなどでその場ですぐに回答してもらうことができ、効率的に情報を収集できます。

また、回答内容をもとに見込み顧客の関心度や課題感を把握することもできるため、営業の優先順位付けにも役立ちます。

│大型イベント

数千~数万人規模のイベントでは、紙のアンケートを配布しても回収率が低くなる可能性があります。

Webアンケートであれば、QRコードやURLを活用し、その場で簡単に回答してもらうことができて、回収率の向上につながります。

特にイベント直後に案内することで、参加者の記憶が新しいうちに回答を得ることができ、より正確なデータ収集が可能となります。

│顧客満足度調査(CS調査)(サービス改善のため)

購入された商品や利用されたサービスについて、お客様がどのように評価しているかを把握するために活用されます。

Webアンケートならではのスピーディーさを活かすことで、満足度・不満足度を迅速に収集し、改善施策の検討につなげることができます。

また、定期的に調査を実施することで、満足度の変化を追いながら対策検討することも可能です。※🔗【顧客満足度調査】とは?を知る

│消費者意識調査(ニーズ把握・ターゲット選定のため)

新商品のターゲットを選定したり、消費者の求めている機能やニーズを探る際に活用されます。

消費者の意識や行動に関するデータを収集することで、商品企画やマーケティング戦略の精度を高めることができます。

│デザインABテスト(施策判断のため)

複数あるデザイン案やコンセプトについて、それぞれのイメージや受容性を調査する際に活用されます。

どの案が最もユーザーに受け入れられるかを定量データで判断することができるため、より施策の成功確率を高めることができます。

広告やLP、パッケージデザインなどの意思決定において非常に有効です。
🔗【ABテスト】とは?を知る

│プレスリリース(説得力のある情報発信のため)

プレスリリースの裏付けとなる調査データを集めたり、企画書やブログ記事などにアンケートの調査結果を掲載することで、説得力のある質の高いコンテンツを発信することができます。

第三者のデータを用いた情報発信は、客観性と説得力を高める効果があり、メディア掲載やSNSでの拡散にもつながります。

※自主調査をプレスリリースで発信したいとお考えの方におすすめ
🔗【調査リリースの書き方│事例、目的、やり方を解説!】

│従業員満足度調査(ES調査)(組織改善のため)

従業員の満足度や働き方に関する意識を把握するために活用されます。

面談などの対面形式ではなく、非対面のWebアンケートのほうが匿名性が高く、より従業員の率直な意見を期待できます。

継続的に実施することで、組織課題の発見や改善施策の効果測定にもつながります。

※従業員満足度調査を実施したいとお考えの方におすすめ
🔗【従業員満足度調査(ES調査)を解説!目的、調査設計、やり方】

│学術調査(高品質なデータ収集のため)

社会調査の中でも、信頼性の高さを強く求められ、難易度が高い「学術調査」においてもWebアンケートは有効な手段です。

従来は時間やコストがかかっていた調査も、オンライン化することで効率的に実施できるようになります。

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Webアンケートで成果を出すための活用のコツ

Webアンケートで成果を出すためには、以下のポイントが重要です。

目的から逆算して設計する

「とりあえず聞く」のではなく、「何の意思決定に使うか」を明確にする

1回で完璧を目指さない

小さく試して改善を繰り返すことで、精度が高まる

継続的に活用する

単発ではなく、定期的に実施することでトレンドや変化を把握できる

アンケートの設計や実施手順について詳しく知りたい方は、あわせて以下の記事もご覧ください。
🔗Webアンケート(ネットリサーチ)とは?作り方・メリット・回答率を上げるコツまで解説

まとめ|時短×精度で成果を最大化する

ここまで、Webアンケートの基本的な情報から、マーケターにおける具体的な活用方法まで解説してきました。

Webアンケートは、仮説検証・施策判断・改善といったマーケティングの意思決定を支える重要な手段です。特に、限られた時間の中で成果を求められるマーケターにとって、「スピード」と「精度」を両立できる点は大きな強みといえるでしょう。

今回ご紹介したように、目的に応じて適切に活用することで、調査の価値を最大化できます。

特に「スピーディーに仮説検証を行いたい」「低コストでデータを収集したい」といった場合には、セルフ型アンケートツールの活用が有効です。

Freeasyでは、全国1300万人以上のモニターに向けて、1問1回答10円〜という低コストで本格的なWebアンケートを実施できます。まずはサービス資料をダウンロードし、活用イメージや具体的な使い方をご確認ください。

柏田宮亜
柏田宮亜
この記事はアイブリッジ 柏田宮亜が編集・構成を担当しました(編集者 / コンテンツディレクター)。2020年6月よりセルフ型アンケートツール『Freeasy』に関わり、記事の編集・構成を担当。読者の目線に立って、わかりやすく、役立つ情報を届けられるよう心がけています。

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