意識調査とは|リサーチ マーケティング用語集
意識調査
意識調査とは
意識調査とは、対象者(顧客、従業員、消費者、生活者など)の意識や心理、感情、価値観などを把握するための調査手法です。特定のテーマ(商品、ブランド、社会課題など)に対して、対象者がどのような認識・態度・価値観を持っているかを明らかにします。
購買実績などの行動データとは異なり、「なぜそう思うのか」「どのように感じているか」といった心理面を把握できる点が特徴です。
行動や購買実績といった"結果"に至るまでの背景や判断プロセスを明らかにすることで、マーケティング施策の立案や改善のヒントを得るのに役立ちます。
意識調査でわかること
ブランド認知度や好感度、商品に対する期待や不満、社会トレンドへの関心度など、数値だけでは捉えにくい「気持ち」や「考え方」の傾向を、定量・定性の両面から把握することができます。把握した内容は、マーケティング戦略や商品開発、広告メッセージの方向性を検討するための根拠として活用されます。
具体的には、以下のような目的で活用されています。
- 生活者におけるブランド認知度や商品理解度の把握
- 広告・プロモーション施策に対する受容度や好感度の測定
- 社会課題や社会的関心事に対する意識や動向の継続的な把握
- 従業員向けの社内意識調査(エンゲージメントや組織風土の把握)
これらの目的によって、調査設計や質問項目の作り方、分析手法は大きく異なります。そのため、調査の目的をあらかじめ明確にし、設計段階から専門的な視点を取り入れることが、調査を成功に導くための鍵となります。
意識調査の実施方法
意識調査にはさまざまな実施方法があり、目的や回答者の状況に応じて適切な手法を選ぶことが重要です。
代表的な手法としては、アンケート調査(オンライン/郵送)、インタビュー調査、グループインタビューなどが挙げられ、それぞれの目的に応じて使い分けられます。
定量調査では全体的な傾向を把握できる一方、定性調査(自由記述回答やインタビューなど)では、その背景にある理由や心理をより深く掘り下げることが可能です。
1.WebやSNSを用いた調査
WebやSNSを通じて意識調査を行う方法です。あらかじめ用意した質問に回答してもらう形式だけでなく、WebやSNS上の口コミを収集・分析し、消費者の意見や評価を把握する手法も含まれます。
SNSリサーチに特化した専用ツールもあるため、必要に応じて活用を検討するとよいでしょう。
2.インタビュー形式
対象者に直接インタビューを行い、意見や考えを聞き取る方法です。1対1で行う「デプスインタビュー」のほか、「グループインタビュー」や「街頭インタビュー」など手法は多岐にわたるため、目的や予算に応じて選択します。
3.アンケート形式
あらかじめ作成した質問を回答者に提示し、回答を収集する方法です。
質問内容が統一されているためデータ化しやすい一方で、選択式の質問に偏ると定量的な側面が強くなりすぎる傾向があります。そのため、自由記述式の質問を効果的に組み合わせることが望ましいでしょう。
関連用語
定量調査・定性調査、グループインタビュー、デプスインタビュー
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