プライマリーリサーチとは|リサーチ マーケティング用語集
プライマリーリサーチ
プライマリーリサーチとは
プライマリーリサーチとは、市場調査の手法の1つで、自分たちで調査を行って新しい情報を直接集める調査のことです。
アンケートやデプスインタビュー、グループインタビュー、観察調査など、さまざまな手段を使って、顧客のニーズや考え方、市場の細かい部分に関する情報を得ます。これにより収集したデータを一次データといいます。
英語表記は、Primary Research。日本語では「一次調査」と訳され、 プライマリー調査、プライマリーマーケットリサーチとも呼ばれています。
なお、既存のデータソース(出版物、新聞、雑誌、他社が公開した過去データ等)を利用して分析を行うことをセカンダリーリサーチ(二次調査)といい、プライマリーリサーチの対義語に当たります。
プライマリーリサーチのメリット・デメリット
主なメリットとしては、ターゲットとしている顧客に関して、具体的で関連性の高い情報や競合にはない情報、調査主体者が要望する最新の調査データを、得ることができる点です。
デメリットとしては、調査対象者への報酬や調査ツールの準備などの費用がかかり、アンケートやインタビューの実施、データの収集・分析にそれなりの手間や時間が必要となる点が挙げられます。
関連用語と対義語
■対義語:セカンダリーリサーチ
■関連用語:デプスインタビュー、 グループインタビュー、一次データ