チャットボット型アンケートとは|リサーチ マーケティング用語集
チャットボット型アンケート
チャットボット型アンケートとは
チャットボット型アンケートとは、対話形式のインターフェースを通じて、回答者に一問ずつ質問を投げかけながら意見や感想を収集する調査手法のことです。回答者はスマートフォンやパソコンの画面上で表示される質問に対し、会話をする感覚で順番に回答していきます。
この手法には、大きく分けて2つの活用パターンがあります。
1.チャットボットそのものをアンケートの実施ツールとして使う
従来はメールフォームや入力フォームで行っていたアンケートを、対話形式のシナリオに置き換えて実施します。
AIを搭載したチャットボットであれば、回答内容に応じて追加の質問を自動生成し、会話を掘り下げながらユーザーの本音や具体的なニーズを引き出すことも可能です。自由記述の質問を組み込めば、選択式だけでは拾いきれない多様な意見を集めることもできます。
2.チャットボットを利用したユーザーに対して、利用後に評価を尋ねる
「今の回答で解決しましたか」「この対応に満足しましたか」といった簡単な質問を、チャットボットとのやり取りが終わったタイミングで表示します。ユーザーは会話の流れの延長で答えられるため、別途アンケートページに移動する手間がかかりません。
従来型アンケートとの違い
従来のフォーム型アンケートやメール型アンケートは、回答者が一定の時間を確保して設問に回答する形式が一般的で、定期的な満足度調査や全体傾向の把握に適しています。
一方、チャットボット型アンケートは、チャットアプリのような対話形式で質問を一問ずつ提示しながら回答を収集します。
Webサイトやアプリの利用中、あるいはサービス利用直後に実施できるため、その場で感じた意見や評価を収集しやすい点が特徴です。また、回答内容に応じて質問を分岐させることで、回答者ごとに最適な流れで調査を進められる点も特徴です。
メリット・注意点
チャットボット型アンケートのメリットは、会話感覚で回答できるため、回答者の負担を抑えながら回答を収集しやすい点が挙げられます。スマートフォンとの親和性も高く、特に若年層を中心に参加しやすい調査手法として活用されています。ま
た、一問ずつ質問を提示できるため回答へのハードルが低く、自由回答も得やすいことから、より詳細な意見やフィードバックの収集に役立ちます。
一方で、自由記述回答が多く集まるため、分析に手間や時間がかかる点には注意が必要です(テキストマイニングを活用すれば軽減できます)。
また、自然な会話の流れを維持しながら必要な情報を取得するためには、調査目的を明確にしたうえで適切な質問設計を行うことが重要です。収集したデータを分析し、改善施策につなげる運用体制も欠かせません。
活用シーン
チャットボット型アンケートは、商品開発、市場調査、顧客満足度調査、ブランド認知調査など、さまざまなマーケティングリサーチで活用されています。さらに、チャットボット利用後の満足度や課題点を把握することで、FAQコンテンツやサポート体制の改善、顧客体験(CX)の向上にも活用されています。
関連用語
自由回答、テキストマイニング、顧客満足度調査、ブランド認知調査
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