規準化(基準化)とは|リサーチ マーケティング用語集

規準化(基準化)

規準化(基準化)とは

規準化(基準化)とは、多種類のデータを同時に扱う多変量解析などで広く用いられている手法で、異なる尺度のデータを比較しやすくするために行います。具体的には、各データから平均値を引き、標準偏差で割る処理を行うことで、平均値が0、標準偏差が1になるようにデータを変換します。この方法が最も一般的です。

規準化(基準化)で得られた値はもとのデータ固有の平均値や標準偏差の大きさに影響されないため、例えば「身長(cm)」と「体重(kg)」のように測定の単位や平均値が異なる分布間でも、比較することができるようになります。

なお規準化は、「標準化」とも呼ばれます。

規準化(基準化)の計算式・具体例

計算式は、「偏差÷標準偏差」です。

[例] テストの点数データ(100点満点)の平均が70点、標準偏差が10点で、ある学生が85点を取った場合

(85点-70点)÷10=1.5

この結果から、この学生の成績は平均より1.5標準偏差高いことが分かります。

関連用語

多変量解析平均値標準偏差分散正規分布

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