ホームユーステスト(HUT)とは|リサーチ マーケティング用語集

ホームユーステスト(HUT)

ホームユーステスト(HUT)とは、一定の期間を設け、実際に製品を家庭で使用してもらい、その評価を調査する方法です。実際の生活環境で試すため、同じように製品を実際に使用してもらう「会場調査」と比較すると、より本音を引き出すことができ、ニーズが把握できる調査です。

扱う分野は、日用品、食品、化粧品などが多く、発売前のテスト商品やサービス、発売直後の新商品やサービスを対象におこなうことが多いです。自社商品と競合商品を比較して評価してもらうこともあります。

英語表記は、Home Use Test。略して、HUT。

メリット

実際の生活環境である自宅にて、商品やサービスを利用してもらうことで、評価環境のバイアスを最小限にすることができます。(目的によっては、バイアスが大きくなることもあります)

デメリット

使用方法などの管理ができないため、商品やサービスによっては、比較という点で同一環境といえない場合があります。

ホームユーステストの種類

ブランデッドテスト

商品やサービスを提供する際に、商品のブランド名を明らかにする方法。

ブラインドテスト

商品やサービスを提供する際に、商品のブランド名を伏せる方法。

ホームユーステストの評価方法

モナディックテスト

絶対評価のこと。単一商品のみをテスト・試用して、評価します。

直接比較法

相対評価もしくは比較評価のこと。2種類以上の複数商品を比較して、評価します。

シークエンシャル・モナディック法

複数商品をそれぞれ絶対評価したあと、最後にそれらを比較評価します。

プロトモナディック法

複数商品のうち、先に試した商品だけを絶対評価したあと、次に試した商品を比較評価します。

ホームユーステストの活用シーン

■発売前の商品やサービスについて、受容性を把握するため
■発売中の既存商品やサービスについて、良い点・悪い点・課題を把握するため
■自社商品と競合他社商品の比較評価をするため

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