デモグラフィック属性とは|リサーチ マーケティング用語集
デモグラフィック属性
デモグラフィック属性とは、性別、年齢、居住地域、所得、職業、学歴、家族構成などの、人口統計学的な属性のことです。顧客データを分析する際の切り口のひとつで、『「誰が」購買するのか』を表しています。
英語表記は、demographics。
マーケティングにおけるデモグラフィック属性の活用例
ターゲット層を明確にするために、デモグラフィック属性を用いてセグメンテーションを行うことで、ターゲットとする顧客に共通するニーズを洗い出しやすくなります。
顧客理解ができると、顧客目線に立った商品やサービスの提供が可能となり、顧客ごとに合わせた施策も実施することができます。
その結果、売り上げが伸びる・業績が上がるという、効率的で有効なマーケティング活動に繋がります。
デモグラフィック属性とペルソナの関係
マーケティングにおいて顧客像を意味する「ペルソナ」ですが、そのペルソナを設定する時、まずデモグラフィック属性を決めます。
さらにライフスタイルや価値観・動機、性格等の心理学的属性(サイコグラフィック属性)も細かく設定することで、自社商品やサービスの典型的な顧客像を作り上げることができます。
対義語や関連用語
サイコグラフィック属性
サイコグラフィック属性とは、ライフスタイル、趣味嗜好、価値観や動機、性格等の「心理学的属性」のことです。
さらに詳細はこちら
ジオグラフィック属性
ジオグラフィック属性とは、居住エリア、地域特有の気候・文化、人口規模、人口密度、都市化の度合い等の「地理学的な属性」のことです。
ビヘイビアル属性
ビヘイビアル属性とは、英語の「behavioral(行動の)」を由来としており、利用頻度、利用用途、購入履歴、行動範囲等の 顧客が商品・サービスに対して「行動学的属性(実際に取った行動)」のことです。