t検定とは|リサーチ マーケティング用語集

t検定

t検定とは

t検定とは、主に少ないサンプルサイズで母集団の平均の差を調べるために使用する、2つの平均値が異なるかどうか(有意差があるかどうか)を統計的に検証するための分析手法です。t分布を利用した検定の総称になります。

t検定の種類

代表的な種類は下記3つです。

1. 1サンプルt検定(母平均の検定)

得られた平均値がゼロでないといえるのか。

2.対応のないt検定(平均値の差の検定)

2つのグループ間における平均値の差がゼロでないといえるのか。

3.対応のあるt検定(相関の検定)

2つの変数間に相関がないといえるのか。

t検定の活用法

研究や調査目的で使用する際は、「ある処置が効果があるか」「特定の変数の平均が一定の基準値と異なるか」などをt検定を用いて確認することができます。

商業目的で使用する際は、特定の商品の売上アップ施策を実施後、どの施策の効果があったのかなどを検証できます。例えば、「店長おすすめ」などのPOP広告を付ける前と後の平均売上個数に変化があるのかを確認し、「広告を付けることで売上が上がる」ことが言えるのかを、t検定を用いて調べることができます。

関連用語

平均値有意差検定サンプルサイズ

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