説明変数とは｜リサーチ マーケティング用語集

説明変数

説明変数とは

説明変数とは、ある現象や値を説明する変数※、もしくは結果に影響を与えている要因を示す変数のことです。わかりやすく簡潔に表現すると「原因」のことで、因果関係における「原因となる変数」ともいえます。

なお、因果関係における「結果となる変数」は目的変数といい、説明変数の対義語に当たります。

数式的に説明すると、「 y = αx + β 」の「x」に代入するデータが説明変数です。

※変数＝いろいろな値をとって変わる数量を表している文字のこと。

主に回帰分析で使用されます。

説明変数の英語表記、別名

英語表記は、explanatory variable。

別名で「予測変数（predictor variable）」、「独立変数（independent variable）」と呼ばれることもあります。

説明変数の例

例えば、「長い時間を掛けて勉強して、テストで高得点を取る」場合、勉強時間の長さはテストの点数に対する原因であり、テストの点数は勉強時間の長さを受けて出た結果であると考えられます。
そのため、「勉強時間」が説明変数、 「テストの点数」は目的変数となります。

関連用語と対義語

■対義語：​​​​​​​目的変数

■関連用語：重回帰分析、回帰分析、多変量解析

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