ZMOT(ジーモット)とは|リサーチ マーケティング用語集

ZMOT

ZMOTとは

ZMOTとは、「顧客は店舗に足を運ぶ前に、インターネット上で購入する商品をすでに決定している」というWebマーケティング理論のことで、商品購入前に消費者がインターネットで情報収集・比較検討を行う瞬間を指します。

検索エンジン最大手のGoogleが2011年に提唱した、顧客が商品を購入する際の行動に関する概念の1つで、英語表記はZero Moment Of Truth、略称はZMOT(ジーモット)です。

他にも、消費者の購買行動に関する概念として、P&G社が2005年にFMOT(店頭で商品を見て購入を判断する瞬間)とSMOT(商品使用後に評価する瞬間)を提唱し、さらに2006年にはTMOT(使用や来店の体験を通じてブランドへの評価が更新されていく段階)も提唱されています。

ZMOTが生まれた背景

現代では、スマートフォンやPC、タブレット端末の普及により、インターネットでの情報収集が一般的になりました。これにより、消費者は店頭に足を運ぶ前から、商品・サービスやブランドに関する情報に触れるようになっています。

例えば、何か欲しい商品があるときに、スマートフォンで口コミやレビューを検索し、自分に合った商品を探した経験がある方も多いのではないでしょうか。

以前から、高価な商品を購入する際には入念な比較が行われていましたが、インターネットの普及によって、比較的安価な商品についても事前に情報収集や比較が行われるようになりました。こうした背景から、ZMOTという概念が注目されるようになったのです。

ZMOTをマーケティングに活用する方法

ZMOT対策では、まず自社の現状を把握し、消費者が求める情報とのギャップを確認したうえで改善を行うことが重要です。主な工程は以下の通りです。

①自社のZMOTの現状を確認する

まずは、検索結果や口コミなどを確認し、消費者が接触する情報の状態を把握します。

  • 製品名を検索し、オートコンプリート(検索候補)にどのようなキーワードが表示されるかを確認する
  • 製品関連キーワードで検索し、自社サイトが検索結果の上位に表示されるかを確認する
  • 口コミサイトやレビューサイトで、自社ブランドの評価や口コミ内容を確認する
  • 自社の広告キャッチコピーで検索し、どのような情報が表示されるかを確認する

これらを確認することで、ZMOTにおける自社の現在の立ち位置を把握できます。

②顧客が求めている情報を分析する

次に、消費者がどのような情報を求めているのかを分析します。

  • アクセス解析ツールで検索キーワードや流入経路を確認する
  • キーワードツールを活用し、関連検索ワードや検索ニーズを把握する

③顧客ニーズに合わせた情報を提供する

分析結果をもとに、顧客が知りたい情報を適切に提供します。

  • 商品の特徴やメリットをわかりやすく説明する
  • 比較情報や口コミなど、購入判断に役立つコンテンツを充実させる
  • 検索結果やレビューでポジティブな情報接点を増やす

このように顧客ニーズに合った情報を提供することで、ZMOTの段階で他社との差別化を図ることができます。

まずは、自社がZMOTにおいてどのような位置にあるのか、どの程度対策ができているのかを把握することが重要です。上記の項目を一度実践し、自社の現状を確認してみましょう。

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