オープンエンド型質問(オープン質問)とは|リサーチ マーケティング用語集

オープンエンド型質問(オープン質問)

オープンエンド型質問(オープン質問)とは

オープンエンド型質問(オープン質問)とは、設問に対して回答者が自由に文章や単語で記入する、回答の範囲を制限しない質問形式のことです。アンケート調査の自由記述などが該当します。より詳細な情報を引き出したい設問で有効です。

「オープンクエスチョン」とも言われます。

英語表記は、open question。

オープンエンド型質問の具体的な設問例

・現在ご利用の掃除機の、どのような点に不便さを感じていらっしゃいますか。

・職場の新入社員(新卒1年目)の言動で驚いたことがあれば、教えてください。

・サービスについてのご意見やご要望を自由にお書きください。

オープンエンド型質問のメリットとデメリット、注意点

最大のメリットは、自由な内容で回答できるため、回答の幅が広がることです。また、1つの設問で多くの情報を引き出すことができる点です。さらには、回答に制限がないため、アンケート作成側が想定していない情報を得られる場合があります。

デメリットとしては、設問内容によっては回答者が返答に困ってしまい、上手く情報を引き出すことができない可能性があります。また、回答者が何も意見を持っていなかった場合は、「特になし」などの回答が増えてしまう恐れもあります。

オープンエンド型質問は、回答者にとって回答の負担が大きいため、どのような設問内容にすれば回答者が答えやすいかをしっかり考えるなど、アンケート作成時に注意が必要です。

関連用語と対義語

関連用語:自由回答(フリーアンサー/FA)

対義語:クローズドエンド型質問(クローズ質問)

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「オープンエンド型質問」と関わりの深い「自由記述回答」について解説している記事も、合わせてご覧ください。
『アンケートの自由記述回答とは(活用・集計・分析例)』はこちら

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