疑似相関とは|リサーチ マーケティング用語集

疑似相関

疑似相関とは、因果関係がないのに、見えない要因によってあたかも因果関係があるように見える現象のことです。統計学でよく使われる言葉で、「見せかけの相関」「見かけ上の相関」とも言います。

例えば、AとBという事象が起きた際に、その両者間に相関関係が認められたとしても、ともに別の要因Cによって起きている場合、AとBに因果関係はありません。この場合に「AとBは疑似相関がある」となります。

疑似相関の例

一般的に有名な疑似相関の例としては、「チョコレートの消費量とノーベル賞の受賞者数」、「アイスクリームの売上と水難事故の数」、「年賀状を出す枚数と収入の高さ」等があります。

下記の図も疑似相関の例です。「米の消費量」と「パソコンの出荷台数」の相関係数は0.8ととても高いのですが、実際には「人口の増加」が要因となりどちらにも影響を与えていて、両者間には因果関係はありません。よって、『「米の消費量」と「パソコンの出荷台数」は疑似相関がある』となります。

関連用語

相関分析回帰分析重回帰分析

関連記事

「疑似相関」と関わりの深い「相関分析」について解説している記事も、合わせてご覧ください。
​​​​​​​⇒『相関分析をわかりやすく解説!基本、エクセルのやり方、事例』

もっと簡単で、もっと自由なアンケートを作ろう

「500円」から始められる

セルフ型アンケートツール「Freeasy」

初心者の方には、分かりやすく! 
経験者の方には、高機能でもっと低コスト且つスピーディーに!
500円から始められる自由で簡単なセルフ型アンケートツール「Freeasy」を
さっそく始めてみませんか?

記事ランキング

ページトップへ