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新入社員の本音は?従業員満足度調査を企業の成長に活かす方法


目次[非表示]

  1. はじめに
  2. 新入社員の本音を知るためのアンケート調査
  3. ギャップを埋めるために、総務・人事担当者ができること
  4. 企業のイメージアップ効果ももたらす「社内アンケート(従業員満足度調査)」
  5. おわりに
  6. 従業員満足度調査を低コストで手軽におこなうツール

はじめに

企業の成長に必要不可欠な「新入社員」

企業の成長に必要な要素は、良い人材、働く環境整備、経営陣の力量、報酬などたくさんありますが、『新入社員の活躍』も欠かせない重要要素の1つです。そして、新入社員に活躍してもらうための「環境づくり」は、企業の総務・人事担当者にとっては、大切な責務と言えます。


新入社員の本音を知るためのアンケート調査

では、ベストな環境を作り、整えていくためには、どうしたら良いのでしょうか。
どんなプロジェクトでも、まずは課題を見つけるために「実態」を知ることから始めていくことがほとんどです。よって、当事者である新入社員に対して、「いま企業に対して思っていること』を聞くことから始めていきましょう。

ここでは、新入社員の本音を知るために、「入社後に、企業に対して一体どんなことを思っているのか」について、アンケート調査をおこないました。

・調査名:「従業員満足度」に関するアンケート
・調査対象:18歳~26歳、2020年度(昨年度)もしくは2019年度(一昨年度)の新入社員(新卒入社・中途入社問わず)
・調査期間:2021年4月30日
・サンプル数:400
・24時間セルフ型アンケートツール『Freeasy(フリージー)』にて実施

理想と現実にギャップを抱えている人は約81%!

いまの勤務先で、「理想と現実にギャップを感じているか」を聞いてみたところ、「ギャップを感じていない」は全体の約19%で、残り約81%はギャップを感じていることが分かりました。中でも、「待遇(給与等)」「仕事のやりがい」にギャップを感じているという回答が多かったです。

不満を伝える場が用意されていても、実際には言いにくい人が約33%!

いまの勤務先に「不満や意見を伝える方法(場や環境)が」あるかを聞いてみたところ、「伝える場や環境があるが、言いにくい」が最も多く、次いで「普段から上司に伝えている」、「伝える場や環境がない」、「社内アンケートで伝えている」と続きました。

普段から上司に伝えたり、社内アンケートで伝える方法が、理想的な伝え方!

勤務先に対して不満や意見を伝える『理想的な方法(場や環境)』を聞いてみたところ、「普段から上司に伝える方法がある」が最も多く、次いで「社内アンケート(従業員満足度調査など)で伝えることができる」、「定期的な面談で上司に伝えることができる」と続きました。

>>『従業員満足度調査』とは?詳しい解説はこちらから

勤務先での社内アンケートの実施率は、ほぼ同数!

いまの勤務先で社内アンケートが実施されているかを聞いてみたところ、「実施している」が37.25%、「実施していない」が38.50%で、ほぼ同数の結果でした。

社内アンケートの実施頻度は「半年に1回」が最も多い!

社内アンケートが実施されている人たちに、実施されている頻度を聞いてみたところ、「半年に1回」が一番多く、次いで「1カ月に1回」、「1年に1回」、「不定期」と続きました。

実施されている社内アンケートに満足している人は約49%とほぼ半数!

いまの勤務先で実施されている社内アンケートに「大変満足」「やや満足」とする回答が約49%とほぼ半数。「どちらでもない」が40%、「不満を持っている」は10%以下でした。

「社員を大切にしていそう」「人間関係が良さそう」などの好印象が続々!

社内アンケート(従業員満足度アンケート等)を実施している企業に対して、どのような印象をもつかを聞いてみたところ、上位5つは、
・社員を大切にしていそう
・人間関係が良さそう
・風通しが良さそう
・離職率が低そう
・働き方に多様性(テレワークや時差出勤等)がありそう

と、好印象をもっていることが分かりました。

ギャップを埋めるために、総務・人事担当者ができること

前述のアンケート結果から、新入社員は、理想と現実に対して、約81%がギャップを感じていることが分かりました。これは総務・人事担当者にとっては、知っておきたい実態です。常に現状に満足せず、その年その年の新入社員や時代に合った、ベストな環境作りを心掛けていかなくてはならいと、再認識させる結果でした。

改善のヒントは従業員の生の声から吸い上げる

ギャップを埋めるための具体的な課題や改善点としては、こちらも実態調査と同じく、やはり「新入社員の生の声」が、一番のヒントとなります。生の声を吸い上げることで、より現実的で、新入社員にとって満足度の高い環境作りが、可能となるのです。

生の声を調査するなら「社内アンケート(従業員満足度調査)」がおすすめ

生の声を吸い上げる方法として最も有効的なものは何でしょうか。前述のアンケート結果によると、理想的な伝える場としては、「普段から上司に伝える方法がある」が最も多かったですが、おすすめしたいのは次いで多かった「社内アンケート(従業員満足度調査など)で伝えることができる」という方法です。

おすすめする最大の理由は、非対面式で実施することができるため、より率直な意見・本音を伝えやすくなるからです。

対面式の場は、面談が苦手な方にとっては、苦痛な場でしかありません。緊張したり、気兼ねしてしまい、本音を言えないケースも想定できます。また、そもそも上司との関係が良くない場合は、いくら上司に伝える場を設けられても、不満をその上司に直接ぶつけるわけにはいきません。そういった懸念点が、「社内アンケート」にはありません。

また、リモートワークが浸透しつつある現在、自分のタイミングで、自分のペースでいつでも答えることができる社内アンケートのほうが、時代に合っていると言えるでしょう。

>>「従業員満足度調査」の目的、効果、具体的な実施手順について詳しく見る

生の声をヒントに、実行に移す

生の声でヒントを得ることができたら、あとは実行あるのみ!従業員満足度の向上に、会社が熱心に取り組んでいるということが、新入社員をはじめとする従業員にしっかりと伝わるよう、必ず「見える形」で改善策を提示し、実行に移していきましょう。また、その成果についても、共有・フィードバックすることが大切です。

企業のイメージアップ効果ももたらす「社内アンケート(従業員満足度調査)」

「社内アンケート(従業員満足度調査)」は、社内の従業員に対して実施するものですが、実は社外に対しても、大きな意味を持っています。

前述のアンケート結果で、社内アンケート(従業員満足度アンケート等)を実施している企業に対しては、「社員を大切にしていそう」「人間関係が良さそう」「風通しが良さそう」「離職率が低そう」という、良いイメージがあることが分かりました。つまり、「社内アンケート(従業員満足度調査)」を実施していること自体が、企業のイメージアップに繋がっているのです。

「社内アンケート(従業員満足度調査)」の結果を公表したり、具体的に目標とする改善点を数値化して経営目標の1つに掲げた場合は、自社のホームページにその旨を掲載することで、世間一般に、従業員を大切にしている企業だということが知られていきます。これは採用においても大きなアピール点となり、人材確保にも繋がっていくでしょう。

おわりに

ここまで、総務・人事担当の方向けに、新入社員を軸にした、社内のベストな環境作りと整えていく方法について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。こちらの記事を読んだことで、悩んでいたことが解決したり、実行に移すきっかけの第一歩となれば、幸いです。

従業員満足度調査を低コストで手軽におこなうツール

自社に従業員満足度調査に関するノウハウがあれば良いのですが、ノウハウがなかったり、リソースが不足している場合は、外部の専門調査会社に委託したり、低コストで利用できるアンケートツールを使うのも一つの手です。『Freeasy ASP(フリージー アンケートシステム)』は、初めて利用する方にも分かりやすい仕組みで、サポートが充実している点が支持されている、Webアンケート作成ツールです。
>>Freeasy ASP(フリージー アンケートシステム)」の料金について詳しく見る
>>「従業員満足度調査」の目的、効果、具体的な実施手順について詳しく見る



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