アーリーアダプター(アーリーアダプター層)とは|リサーチ マーケティング用語集
アーリーアダプター(アーリーアダプター層)
アーリーアダプターとは、新製品や新サービスを初期段階で購入し、他者に評価を広める消費者のことです。「イノベーター理論」において、イノベーター(イノベーター層)の次に新しいものを受け入れる層であり、市場全体の13.5%を占めると言われています。別名は「初期採用層(初期採用者)」です。
アーリーアダプターは、流行に敏感且つ自ら情報収集を行ったうえで判断し、質や利益を見極めてから製品やサービスを取り入れ、他者に評価を広めます。近年では、SNSで口コミを拡散するインフルエンサーの役割をする人も多いです。
よってオピニオンリーダーとも呼ばれるほど、他の消費者層に大きな影響を与えるため、企業のマーケティングにおいて最も重視されている存在です。
英語表記は、early adopters。
関連用語
★イノベーター理論における5つのタイプとは?
イノベーター(革新層)、アーリーアダプター(初期採用層)、アーリーマジョリティ(前期追随者)、レイトマジョリティ(後期追随者)、ラガード(遅滞層)
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