新型コロナウイルス感染症に関するアンケート-2(2020年)
約7割の人が新型コロナウィルスの感染検査・抗体検査を受けることに前向き!
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調査対象:20~89歳男女、合計18,549名
調査期間:2020年4月25日~27日
新型コロナウイルスの感染拡大で最も影響があったのは「外出ができなくなり、家や部屋に閉じこもることが多くなっている」こと
新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、生活やレジャーなどで影響があったものを聞いたところ、『外出ができなくなり、家や部屋に閉じこもることが多くなっている(49.6%)』が一番多く、次いで『会社や知り合いとの飲み会、宴会、接待などが禁止・自粛となった(28.4%)』、『予定していた国内旅行、帰省が中止・延期になった(28.0%)』、『外食できる店が閉鎖・閉店となり、食事をする場所が減っている(26.9%)』『劇場や映画館、アミューズメント施設が閉鎖となり、行くところがない(23.4%)』という結果となった。
また、日ごろから新型コロナウィルス感染防止として実施していることも聞いたところ、一番多かったのが『外出の際は、必ずマスクを着用している (62.6%)』で6割以上を占め、次いで『手洗いや消毒を頻繁に行っている(57.0%)』、『外食を自粛している(42.3%)』、『生活必需品の買い物は一人で行くようにしている(37.0%)』、『散歩や屋外での行動の時も、なるべく人と離れるようにしている(36.5%)』の順となった。
約7割の人が新型コロナウィルスの感染検査・抗体検査を受けることに前向き
新型コロナウィルスの感染検査について聞いたところ、『できれば受けてみたい(27.7%)』が一番多く、次いで『ぜひ受けてみたい(23.6%)』、『率先して受けたいとは思わない(17.6%)』という結果となった。
次に、新型コロナウィルスの抗体検査について聞いたところ、『できれば受けてみたい(29.8%)』が一番多く、次いで『ぜひ受けてみたい(27.4%)』、『世の中の多くの人が受けるなら、 自分も受けようと思う(16.0%)』の順となり、若干の差ではあるが抗体検査のほうが受けることに前向きに思っている人が多いことが分かった。
また、『ぜひ受けてみたい』『できれば受けてみたい』『世の中の多くの人が受けるなら、 自分も受けようと思う』と答えた方の割合をそれぞれ見てみると感染検査は3つ合わせて67.4%、抗体検査は73.2%となり、どちらも約7割の人が受けることに前向きに思っていることが分かった。
約半数の人は、10万円の「特別定額給付金」が支給されたら『食費などの生活費』に使う
10万円の「特別定額給付金」が支給された場合に、何に使おうと思うかを聞いたところ、『食費などの生活費(49.4%)』が一番多く約半数を占め、次いで『貯金、預金(24.7%)』、『マスクや消毒などの感染予防のための費用(24.2%)』、『家賃や公共料金の支払い(16.3%)』、『感染拡大が収まった後の外食やショッピング(14.3%)』の順となった。
また、年代別に見てみると、どの年代も『食費などの生活費』が一番多く、次いで、20~40代は「貯金、預金」「マスクや消毒などの感染予防のための費用」の順に多い結果となり、50代は「マスクや消毒などの感染予防のための費用」「貯金、預金」、60代以上は「マスクや消毒などの感染予防のための費用」「感染拡大が収まった後の外食やショッピング」という結果となった。
このことから、年代が上がるにつれて、貯金や預金をするのではなく、お金を食事やショッピングに使う人が多いことが分かった。
新型コロナの感染拡大が終息し、自粛が解除されたら一番したいのは「外食」と「国内旅行」
新型コロナの感染拡大が終息し、自粛が解除されたら、どんなことをしたいかを聞いたところ、一番多かったのが『外食(49.3%)』、次いで『国内旅行(48.9%)』、『ショッピング(37.9%)』、『遊園地やレジャー施設(22.2%)』、『コンサートやライブ(17.9%)』の順となり、「外食」「国内旅行」はどちらも約半数を占める結果となった。
また、年代別にみてみると20代・60代以上は、「国内旅行」「外食」「ショッピング」の順に多い結果となり、30~40代は「外食」「国内旅行」「ショッピング」の順となった。
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