レイトマジョリティ（レイトマジョリティ層）とは｜リサーチ マーケティング用語集

レイトマジョリティ（レイトマジョリティ層）

レイトマジョリティとは、新製品や新サービスに対してかなり慎重な姿勢をとり、購入までに時間がかかる消費者のことです。「イノベーター理論」において、イノベーター（イノベーター層）、アーリーアダプター（アーリーアダプター層）、アーリーマジョリティ（アーリーマジョリティ層）の次に関心を持つ層であり、市場全体の34％を占めると言われています。別名は「後期追随者（後期追随層）」です。

レイトマジョリティは、周囲の動向を慎重に観察し、新製品・新サービスの購入者が半数を超えていると確信した辺りから購入を検討する傾向があります。

フォロワー（フォロワーズ）とも呼ばれており、「本当に必要か」、「便利なのか」、「安全なのか」に価値を求めます。

ある程度の確証が得られるまでは動かない層のため、新製品やサービスの普及率を高めた上で、「これだけの人々が使い、称賛している！」、「この製品を使わないと、時代に遅れる！」という情報を用いてアプローチする戦略が効果的でしょう。

英語表記は、late majority。

関連用語

★イノベーター理論における5つのタイプとは？
イノベーター（革新層）、アーリーアダプター（初期採用層）、アーリーマジョリティ（前期追随者）、レイトマジョリティ（後期追随者）、ラガード（遅滞層）

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