魅力度ランキングの調査手法から
サンプル数と信頼性を学ぶ

TＶや新聞、ネットニュースなどで話題騒然の「都道府県魅力度ランキング」。
「地域ブランド調査」は今年が15年目。今では都道府県や市町村の評価指標として400以上の自治体が採用している「自治体の通信簿」となっています。この調査を企画・実施しているブランド総合研究所の田中社長に、この調査のサンプリングの方法、集計方法などを語っていただきます。

なお、この調査が評価されている主な特徴は以下の４つ。

（１）３段階抽出とウエイトバック集計で、日本の人口縮図となるサンプリング
　　　（全体でなぜ３万人なのか。最下位まで自信をもって発表できる信頼性とは）
（２）なぜ、「魅力度」は単一の設問で総合指標となっているのか
（３）魅力度が低い要因を分析できるような設問設計
（４）１５年×１０２４自治体×８４項目×５４属性という膨大なビッグデータをどのように活かすのか。

これらの特徴から、調査設計のありかたや、サンプリング方法、設問設計方法について、説明していただきます。

• 地域ブランド調査によるサンプリングの極意
• サンプリング誤差と信頼性
• 単一指標と総合指標。設問設計の方法
• 調査データの活用法

• これからマーケティングリサーチを始めたい方
• ネットリサーチのツール導入を検討中の方
• マーケティングリサーチの基礎を押さえておきたい方
• プレスリリースなどでアンケート結果を告知したい方

１９５９年福井県生まれ、東京工業大学理学部卒業。日経ＢＰ社に入社し、雑誌記者、新雑誌の企画、新事業開発などを担当。開発部次長、調査部次長、日経BPコンサルティング調査部長、日本ブランド戦略研究所代表取締役社長などを経て、2005年11月に地域ブランドおよび企業ブランドの戦略立案、調査、PR、商品開発などに総合的に取り組む「ブランド総合研究所」を新たに設立し、代表取締役社長に就任。

地域ブランドの提唱者であり、第一人者。テレビ番組「秘密のケンミンSHOW」出演。全国各地で地域活性化のための研修会など実績多数。日経BP 在籍時は企業イメージ調査やブランド・ジャパン等、大規模調査を考案。大手飲料メーカー、電子メーカーや家電メーカーなどの調査を数多く実施。現在は年間で100件以上の調査を行っています。

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